村木賢吉さんのヒット曲、「おやじの海」のオリジナル(自主制作盤)を
聴く機会に恵まれました。
正直、ぶっ飛びました!!
この曲は当時、三菱マテリアル直島に勤務していた村木さんが
同じ職場の佐義達雄さんと出会い、自主制作盤として500枚作ったものが
何故か6年後北海道は釧路の有線放送からじわじわと火がつき、
それがきっかけで昭和54年に村木さんのメジャーデビューとなった
ものだそうです(村木さんのプロフィールから引用)。
その年の有線放送大賞新人賞やレコード大賞大衆曲賞などを獲得して
おります。(この年のレコード大賞は「魅せられて」)
当時47歳という新人では最高齢(企画もので左ト全さんがいらっしゃいますが、
それを除いてという意味でしょう)でのデビューというのも話題になり、
140万枚のメガ・ヒットを記録しております。
作詞・作曲は佐義達雄さんの手になるもので、このオリジナル盤は
ギターだけの弾き語りスタイルなんですが、これが実にいい!
多分、佐義さんがギターを弾いていらっしゃるんでしょうが、
これ、ギター1本だけだとしたら佐義達雄さんはすごいテクニックの持ち主
ということになります。
リズムも正確、音色も綺麗で惚れ惚れします。
素朴ながら、三橋美智也さんを敬愛される村木さんの歌声ともマッチして
独特な空気感があります。
所謂「演歌」というジャンルのくくりですが、このオリジナル盤に関して言えば
これは「演歌」ではないと思います。
民謡出身の村木さんの歌声がこのギターの音色とかぶさった感じに
僕は何故か「レゲエ」を連想してしまいました。
決して楽ではない暮らしの中にも「生きる」という力強さを称えた
歌詞や曲調がどこか全く接点の無いレゲエと重なるのかも知れません。
メジャーデビュー盤はアレンジを演歌に移行してしまっているので
この感じは薄れてしまっています。
出来ればオリジナルのまま出して欲しかったと思います。
ラジオで聴いて、自主盤の音源が入ったアルバムを探したんですが
どうにも見つからないようで・・・(哀)。
もしも機会があれば是非お聞きください。
あのラジオ番組を聞かれた方、オリジナルを聞かれたことのある方で
僕と同じく「ぶっ飛んだ」という感想をお持ちの方も、
ご一報いただければ幸甚です。
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