2007年09月14日

順列組み合わせ

数学の話ではなく、言葉の順序と組み合わせは大事だという話。

ディベートというのはご存知の方も多いと思われるが、
所謂「討論」ですな。
色んなやり方があるが、例えばひとつのテーマに沿って
「肯定派」と「否定派」とに分かれ、それぞれ相手を論破することを
目的とする訳で、政治家なんかを目指す方々にはある程度備わっていないと
いけないとされるスキルでもある。
近年の国会中継なぞを見ていると、あまりディベートなんていうレベルでなく
ただの野次の掛け合い、ただの応酬話法みたいな、面白みに欠けるちぐはぐな
論戦がまかり通る訳で、見ているこちらの方が痛々しく感じる。

こんな無駄な鍔迫り合いに多額の税金が使われ、肝心な論点がどこかへ消え
本当に大事な「話し合い」が見受けられない。
政権を取ったらとったで自分たちの政党が推す「法案」とやらを通すことだけに
集中し、あとは衆院解散してお役御免のような責任逃れ・・・。
この国の行方はどうなるんだろうね?
内政がゴタゴタしてる国の、すぐ入れ替わる首脳なんて他の国が信用するのかな?


それはそれとして、本題ですが(最近、前振りが長いな、汗)、
人を説得したり納得させたりという時に言葉というものは実に大きな力を
持つわけだが、この言葉の組み立てを間違ったり、発するタイミングを
間違ったりすると本来の意図する意味合いが全く違うものになってしまう
もんですな。

最近の世の中というのはフレーズの単体だけが一人歩きするケースが
多々あって、前後の脈絡やそれを発した本人の意思を無視して
変な意味合いで使われるというおかしな事態も発生する。
流行語大賞なんてのはその窮みで、良くも悪くもひとつの言葉が
ブームになりやがて下火になり忘れ去られてゆく。
言葉をブームにしていいのか?
もっと言うなら言葉を粗末にしていいのか?

僕は意味の無い、語尾が同じ言葉を羅列して念仏を唱えるような
日本語のRapが大嫌いだ。
中にはちゃんとしたライムを作っている連中もいるみたいだが、
猫も杓子もRapで片付けようという安易な発想には辟易する。
脚韻ばかりで個性が出ないならいっそ頭韻でライム書いてみたら
どうなんだろ?


ぁイカン、また横道にそれたゎぃ。

今回、「シチュエーションが変われば同じ言葉が違う意味を持つ」
というネタを用意してみた。

それでは早速・・・

お題は「この手を二度と離さない」というフレーズ


シーン1)散歩帰りのお父さんと小さな娘さんの会話

「パパ、夕焼けきれいだったね」
「うん。さあ、真っ暗になる前にお家に帰ろう」
「パパの手、あったかい。ねえ、パパ・・・」
「うん?」
「ずっと手をつないでいてくれる?」
「ああ、もちろんだよ。大事な娘だもん。絶対に離さないよ」
「うれしい〜♪」


ベタですが(苦笑)、ありがちな美しいシーンですな。


これがもう少し年齢のいった男女の組み合わせだとこうなります

シーン2)本気の男と少し嫌気がさいている女性の会話
「離してよ。見損なったわ。私はあなたのおもちゃでも何でもないのよ!」
「い〜や、離さない。誰が何と言おうと、お前は俺のものだ」


20年くらい前のドラマとかでよくこういうシーン、ありましたね。
傍から見るとただの痴話げんか。「ほっとけ〜」てなもんでしょうが
最近の事情ですと、↓みたいな構図になりただごとでは済まされません。

シーン3)女子大生VSストーカー

「離してよ!何すんの?あんた、誰なのよ?」
「やっと会えたね。もう離さないよ」

「いやぁああああああ!誰か〜〜〜〜」


ああ怖!淑女の皆さん、くれぐれもお気をつけください(滝汗)。


さらにこんな↓シチュエーションも考えられます。

シーン4)地味VS???

敵に追われて山中の奥深くに迷い込んだ地味。
ずっと走り続けて疲れ果てたところに池を発見。
乾いた喉を潤そうと両手で水をすくって飲もうとしたその刹那、
月に照らされた水面に知らない何かの顔が・・・。

「!」水の中から伸びた手が地味の首をつかんで中に引きずりこもうとした。
「くそっ!離せ!やめろぅググ・・・」
「離さねえ。久しぶりの獲物だ。ケケケ」


うわぁああああ!こ、怖いじゃね〜か!

どどど、どうなってしまうんだ、俺は?
(以下次号) 

大体、どんなシチュエーションなんだ?何で敵に追われなきゃいかんのだ?
ま、こないだ転寝してるときに見た夢ですけど(ぉぃ)。


ちょっと殺伐とした雰囲気が残りますね。
最後にペーソス漂うこんな↓シーンを用意してみました。

シーン5)管理人さんVS五代
ベランダの先に延びた枝を切ろうとしてバランスを崩した裕作。
「危ない!」
「管・・・響子さん!」
「五代くん、しっかりつかまってて!離しちゃだめよ!」
「響子さん・・・(ジーン)」

たまたま通りかかった一之瀬さん、ひとこと。
「あんたら、一階のベランダでようやるわ」
「・・・(ポ)」



言葉は状況とタイミングで上手く使い分けましょう♪
何だかよく分からん内容だったが、まあいっか(苦笑)。
posted by 地味・・・偏 at 23:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 言葉は状況とタイミングで・・・

本当にそうですねぇ〜〜
年齢を重ねるほどに、言葉の扱いや立ち居振る舞いに
品性が備わるべきなのですが、これがなかなか…(滝汗)
Posted by かんたろう at 2007年09月15日 23:32
★かんたろうさん

僕は歳を取るほどに凶暴性が出てきてるような気が・・・(大滝汗)。
目標は間寛平さんの「あぶないジイさん」です(ぉぃ!)
Posted by 地味・・・偏 at 2007年09月16日 00:21
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